PyTorch の動作確認をしてみた(3)

1. 環境は、Window 10 Home (64bit) 上で行った。

2. Anaconda3 (64bit) – Spyder上で、動作確認を行った。

3. python の バージョンは、python 3.6.5 である。

4. pytorch の バージョンは、pytorch 0.4.1 である。

5. GPU は, NVIDIA社 の GeForce GTX 1050 である。

今回確認した内容は、現場で使える! PyTorch開発入門 深層学習モデルの作成とアプリケーションへの実装 (AI & TECHNOLOGY) の 2.3.2 PyTorchで線形回帰モデル(P.032 – P.034) である。
線形回帰について, 少し理解を深めるため, 書籍例から, 若干異なるパターンについて, 線形回帰モデルのパラメータを求める動作確認を行った.

※プログラムの詳細は、書籍を参考(P.032 – P.034)にして下さい。


■線形回帰モデル例.

■実行結果①(data_count = 10).

■実行結果②(data_count = 10).

■実行結果③(data_count = 500).

■注意点として, 以下のことが分かった.
① torch.tensor([2, 3, 4]) と torch.Tensor([2, 3, 4]) は, 別物であること(※tensor/Tensor の 誤記ではない点に注意).
※参照サイトに, “torch.Tensor is an alias for the default tensor type (torch.FloatTensor).” の説明があった.

② サンプル数(data_count) が, 10 の場合は, 実行結果②(data_count = 10) にあるように, 正解値 [2., 3., 4.] から, 大きく外れた値 (ここでは, [-0.0309, -9.4697, 2.3776]) で出力される場合が確認された.

③ サンプル数(data_count) が, 500 の場合は, 正解値 [2., 3., 4.] から, 大きく外れた値を確認出来なかったので, サンプル数 を 増やすことで, 線形回帰の精度が高まったと理解される.
※[F5]キー連打で, 200回程度試してみた.


■参考書籍
現場で使える! PyTorch開発入門 深層学習モデルの作成とアプリケーションへの実装 (AI & TECHNOLOGY)

■参照サイト
torch.Tensor

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